ロンドンでは、天皇陛下が訪れたと話題になったジャパンハウスで、ベルリンでは金沢の素晴らしいクリエイターさん達がつくった茶室のあるフンブルトフォーラムにおいて、輪島塗りのお棗(なつめ)を使って茶道のデモンストレーションをしていただきました。

お棗をつくったのは、茶道具専門の輪島塗りの茶平一斎さん。美しいお棗をたくさんつくっていらっしゃって、今回使ったのは、ロンドンでは「光琳八つ橋」、ベルリンでは「広重日本橋」です。

ロンドンでもベルリンでもこのお棗でのデモンストレーションだけでなく、輪島塗りの説明、そして能登地震の影響の説明、ビデオメッセージを流していただきました。 たくさんの現地の人たちが、感動して集まってお棗をしげしげと見てくださる光景は、美しい輪島塗りに興味を持っていただいた証し。輪島に来てくださるきっかけの一助になれば幸いです。