友人の紹介で知り合った世界的なバレエダンサーの高橋裕哉さんが能登半島地震復興支援のチャリティバレエ「ロミオ&ジュリエット」を主催、公演。その収益は全額、石川県を通じて被災地の支援に寄付されるため、応援に行ってまいりました。

今年の最後となる輪島での各職人さんや塗師屋さんとの話し合いに行ってまいりました。10か所の職人さんや塗師屋さんをまわり、輪島市役所の復興推進課の皆さんともお話しをし、今後の輪島塗を中心とした私たちの支援方法などをお聞きしてまいりました。また、会員のみなさまへのギフトも各輪島塗の方々の商品から選ばせていただきました。

地震後の水害もあったなかで、6社の輪島塗関係の塗師屋さん、作家さん、職人さんなどとお会いする機会を設け、現状の聞き取りと今後の仕事再開に向けての課題点、不安点などをヒアリングしてまいりました。また私たちが職人さんと一緒に取り組めることについての可能性などもお聞きして、翌年に向けての話し合いをしてまいりました。

2024年9月22日、予想外の豪雨による被害によって、能登は床上浸水に見舞われる自宅や工房が多くありました。10月8日に輪島でイベントをすることになっていましたが、それができる状態ではなくなったため、急遽、ボランティアに入り、不足の物資を配布することに。ボランティアの人たちが泊まる場所がないとのことでまずは旅館さんの泥だしボランティアと、職人さん、輪島市役所の復興推進課の方々、輪島市民の憩いの場「輪島カブーレ」さん、輪島市社会福祉協議会のみなさんなどに飲み水やスリッパ、タオル、消毒スプレーや除菌シート、カレー、そしてどら焼きなどをお配りさせていただきました。

9月8日(日)に開催したフォーシーズン東京大手町での能登支援チャリティーイベント。輪島塗、輪島のお酒のコラボランチから始まり、トークショーとオークション、そしてコラボディナーまで満席になり、総勢150名以上のみなさまにご参加いただきました。

そしてオークションでは、輪島塗や珠州焼、ラトリエ・ド・ノトの池端シェフのアンダーズ東京でのプライベートディナー12名分、アーティストのミコマイさんのアート作品などのすべての作品や体験が、良い形で落札されました。

ミコマイさんたちと企画を考え始めたのは3月頃。初めてのオークション、そしてこんなに大人数のお客様に能登に心を寄せていただけたのは、飯尾ファミリー、またフォーシーズンズ大手町の総支配人、マネージャーたちのご協力があってこそ。

そしてご来場いただいたみなさまのおかげです。

約400万円の売り上げは、作家さんや再建中の輪島の重蔵神社さまへお渡しすることになりました。

今年6月イギリスで初めての「UK駅伝」がに開催されました。その時に輪島塗支援の寄付を募っていただき、その寄付金を輪島塗の作家で職人さんを一番かかえている箱瀬淳一さん、そして木地屋さんから蒔絵師さんにいたるまでの職人さんの有志の集まりの「輪島の未来のために」に届けることができました。

またその日、能登にお越しになった駐日イギリス大使や領事をはじめ大使館の方々、輪島市商工会議所の皆さんと懇親の機会をいただき、輪島塗の状況説明などをしながらイギリスと輪島の長期的なつながりを誓いました。

地震から7ヶ月目の8月1日の朝7時。

快晴のなか、地震直後から準備をしていた、アーティストMICOMAIさんのアート作品と舞を輪島市民の拠り所である重蔵神社に奉納することができました。

輪島の方が愛するお祭りや行事などはここ重蔵神社が拠点になりますが、境内も鳥居も大きな被害を受け、輪島市民が大きなショックを受けています。そこで、作品の一部は9月に行うオークションに出品いただき、大打撃を受けた重蔵神社の再建に充てることになりました。

奥能登の被害は、輪島だけでなく、お隣の珠洲市にも大きな爪痕を残しています。輪島の輪島塗りはとても有名ですが、実は珠洲は「珠洲焼」という焼き物の産地です。珠洲焼は古墳時代の須恵器をルーツとしていましたが、室町時代に途絶え、500年後の昭和30年代に復活した灰黒色の焼き物で、石川県指定伝統工芸品です。 2022年から3回にわたる地震でその都度窯が崩れ落ちてしまい、5,000点以上の作品が割れてしまいました。

市内の珠洲焼の窯18か所は、地震ですべて倒壊または損壊しています。今後は、その珠洲焼のリーダー的な存在の篠原さんをはじめ、珠洲焼の皆さんのサポートもしてまいります。

輪島塗りの方だけでなく、その子供たちにも楽しむ環境を提供したく、佛子園の雄谷良成理事長を石川県出身の佐々木紀衆議院議員にご紹介いただき、ご協力をお願いしてまいりました。 佛子園さんは、まだ復興の兆しも見えない時期から被災者のリラックスできる空間やイベントを提供され、その様子がテレビ東京の「カンブリア宮殿」で6月に放映されました。今後は、輪島に拠点をもつ佛子園さんの力もお借りしながら、支援を続けてまいります。

この日5か月目にしてようやく輪島に入ることができ、職人のみなさんと直接お話をすることができました。みなさんの心配事は、輪島塗の被害を忘れ去られてしまうのではないかということです。今はまだ地震での被害を覚えている方が多いのですが、復興がかなり遅れているため、まだ職人さんたちが本格的な再建ができていません。 そういった実情もふまえ、長期的な支援が必要となっています。